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2021.2.26ねこ住宅??
上野 哲也 です。
突然ですが、みなさんペットは好きですか??
というのも、たまたまですが最近ペットを飼われているお客さまに多く出会います。
ペットの種類は様々なのですが、主に小型のねこや犬を飼われている方が多いと感じます。
計画中に初めからペットを室内で飼う事を前提としたペットの為の仕掛けを提案、施工させていただいてます。
ほんの一部ですがご紹介します。
① ネコのトイレ部屋
造作で収納の一角に開き扉を取付ました。その扉に一部ネコ用の開口を開けました。
扉を開けるとネコ用のトイレが納まってます。
普段は扉が閉じた状態でも勝手にネコはトイレをしてくれます。
お施主様がトイレや収納の内部をお掃除しやすくする為に開き戸にしました。
② ネコステップ棚板+キャットタワー
こちらリビングの一部です。大きなサッシ上部にネコが通る奥行200㎜の棚板が取付られています。
写真右の方に見える黒い階段上のように見える棚板が登ったり下りたりできるキャットタワーです。
画像は杉山製作所様HPより引用
この商品はムクキャットタワーフレームといいまして、岐阜県の杉山製作所 様より製作していただいたオリジナル商品です。
ネコが降り立つ棚部分は硬質フェルトという素材でできてます。鉄で構成されたフレームと硬質フェルトの棚板の素材の良い部分が生かされた意匠的にも実用的にも素敵なキャットタワーだと思います。
③ 収納+ネコステップ棚板
こちらもネコのステップ棚板の事例です。収納の上部にネコが歩ける棚板を設けてます。棚板の一部に丸加工で降りられる開口を設けてます。
収納とステップ棚板の間に前板を設けました。ネコがこもれそうな空間ですが、気配が分かるように正面に円形の丸開口を設けました。
ネコが顔をのぞいてくれると良いのですが。
このようにペットを家族の一員として寝室、子供部屋だけでなくペット部屋とまではいかないのですが、プランの中で計画する事で
実用性とともにインテリアの調和にも合った空間が演出できます。
ペットがおられる方で、ご自宅を計画中でしたらご相談してみてください。
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2021.1.22植木の買付け
上野 哲也 です。
1月某日、雪がまだチラつく時期でしたが、植木の買い付けにいつもお邪魔している造園屋さんに行ってきました。
ところで、皆さんがいつもご近所さんや公園などで見かける植木、木の種類自体は何百、何千種類とあるそうですが、
私たちが造園屋さんへ行き植木を選ぶ時は大きく2種類に分けて選ぶようにしてます。
その2種類とは、落葉樹と常緑樹の2種類です。
落葉樹とは、読んで字の如く葉っぱが枯れて落ちる樹木をいいます。
春に新芽が生え、夏になると鮮やかな緑の葉っぱをたくさん茂らせます。
つまり今の寒い時期は葉っぱがありませんが、夏に見られる葉っぱを想像して植栽しています。
この時期しか見られない落葉樹の葉っぱが無い状態ですが、個人的には嫌いじゃないです。
続きまして、常緑樹とはこれもまた読んで字の如く常に緑(葉っぱ)がある樹木をいいます。
寒々しいこの時期は、常緑樹が緑色の葉を生い茂らせているので自然の温もりを感じることができます。
日差しを遮ってくれるメリットもあるので、夏は涼しく、冬は温かさを感じさせてくれます。
植木を選んだり、レイアウトする場合、日が入る場所に適した樹木、そうでない樹木。大きな樹木、小さな樹木。
などなどたくさんの選ぶポイントはありますが、今回は植木の種類として落葉樹と常緑樹のお話しをしました。
早速植栽植え込み作業が始まっております。
まもなく完成予定なので、仕上がりが楽しみです。
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2020.12.11カーペット
上野 哲也 です。
先日、ウエノイエではめずらしい床のカーペット工事を行いました。
カーペットを貼る方法はカーペットの種類によって様々な施工方法があるみたいなのですが
代表的な2つの施工方法をご紹介します。
① 床下地に専用のボンドを使った接着貼り工法
* 多くの方がこの方法だと思いがちです。
② 床下地に専用のとげとげのような物が付いた板状の物(グリッパーと呼びます)をカーペットを貼る部屋ぐるりに取り付けて
カーペットをひっぱりながらグリッパーに引っ掛け取付る方法。
その名もグリッパー工法
* 業界としてはほぼこのグリッパー工法が施工の主流みたいです。理由は少し説明が長くなるので割愛します。
今回はこのグリッパー工法でカーペットを貼ってもらいました。正確には貼るというよりは敷き込むというみたいです。
なので今回はグリッパー工法でカーペットを敷き込みました。
前置きが長くなりましたが、施工中の様子です。
部屋の隅にグリッパーを取付ます。内側にはクッション材を敷き詰めます。
カーペットを広げて余分な所を大まかにカットします。
「キッカー」という道具を使って、グリッパーをカーペットにひっかけて、キッカー黒いゴムの部分を蹴って、カーペットを伸ばすように敷き込みます。
余分なカーペット部分をトリマーという専用のカッターで切り落とします。
最後にグリッパーと壁の隙間に、専用工具を使ってカーペットの端を入れていき完成です。
とても足触りが気持ちがよく、今後ウエノイエで定番になってくるかもしれません!!