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2021.10.16家具を提案してます。
上野 哲也 です。
これまでのウエノイエでの新築工事のほんの一部ですが完成した写真です。
この4件はそれぞれ別々の物件なのですが、共通点を見つけてください。
窓がある。床がある。天井がある。という答えもあってますが、見つけてほしかったのは、
家具(椅子やテーブル)がありますよね。
ウエノイエで建てさせていただくお客様のほとんどが椅子やテーブルなど新調される方が多くいます。
もちろん大事に使ってる家具を新築でそのまま使われる方もおられますが、半分以上のお客様が新調されます。
そしてその方たちの多くが「おすすめの家具知りませんか?」とお尋ねくださいます。
造作家具、造作ソファ以外の
おすすめの家具、素敵な家具、ウエノイエに合う家具
もちろんご提案できます!!いや、ぜひご提案させてください!!
とあるお客様と家具のファブリック(生地)の打合せを現場で行っております。
いい家具が選ばれますように・・・
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2021.8.21外壁に使う杉板の塗装をした板を貼ってみた件
上野 哲也 です。
前回私のブログでお話しした外壁工事の今回は続きのお話しです。
前回の内容はコチラで見てください。
外壁を貼る前に、やっておかなくてはならない作業があります。
皆さんが普段ご近所や街なかで見られる多くの一般住宅は何かしらの外壁が貼られてるかと思いますが、
の外壁の内側ってあまり見る機会ってないですよね。
この外壁の内側部分を正式な言い方はないのですが、下地とか、下地部分などよく言ってます。
それではその下地部分って何が使われてると思いますか?
実はこの下地部分、コレっと言う決まりが無いのです。ですが、しなければならない作業はあります。それは雨漏りなどの防水を防ぐ作業や、
外壁材の裏側に通気層という空間を作って構造体(柱や梁)と外壁材の間に空気が流れる層をつくり、内部結露を防ぎ家を長持ちさせるような
工夫が1つや2つだけではなく、使う外壁材だけでも多種多様あるそうです。
見えない所、見えなくなる所だからこそとても大事にしています。
今回はもっとも一般的な方法として構造体の外側に透湿防水シートという防水シートを貼りまして、その上に胴縁という外壁材の
下地兼通気層のかまし材を取り付ける方法をしています。
こちらが施工中の写真です。
下地作業を終えると、いよいよ外壁の施工にはいります。
今回は2階建ての住宅なので、板を下から貼っていきます。
出隅部分も捨て板金を施してます。(少しマニアックな話しなので、説明は割愛)
そして・・・
貼り終えました。 足場も無くなりました。
素敵です!!!
加工が多く難しい母屋廻りの納めもばっちり!!
ジョイント部分(斜めに切ってもらってます)
薪ストーブの煙突が合いますね。かっこいい!!
*プライバシーの事を考慮しまして全体完成写真は控えております。ご了承ください。
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2021.7.09外壁に使う杉板の塗装
上野 哲也 です。
先月の事ですが、いつもと少し変わった外壁塗装を行いました。
厳密に言うと施主様みずから塗装していただきました。私も少しお手伝いしましたよ。
今回外壁に使用するのは杉板です。
*今回外壁で使用してます杉板ですが、建てる地域によっては使用に制限があります。今回の地域は制限のない地域で使用しています。
これを塗料がより染み込みやすく、意匠としても表情が出やすい荒仕上げ加工を化粧面に加工してもらいました。
いざ塗装と言いたい所ですが、この杉板を1枚1枚ハケで塗るのは途方もなく手間がかかります。しかも数が400枚弱
計算すると 1枚 5分で塗れたと仮定しそれを400枚
5分 × 400枚 = 2000分・・・・
2000分 ÷ 60分 = 33時間・・・
1日頑張って 8時間できたとして
33 ÷ 8 = 4日 とちょっと・・・
*試しに1枚塗ってみましたが 実は1枚10分ちょっとかかりました。前置きが長くなりましたが、実は初めからハケで1枚1枚塗るやり方は時間と手間がかかりすぎてやる前から別のやり方をあらかじめ
考えていました。
今回杉板を塗装する方法はドブ漬けという方法です。ドブ漬け??聞きなれないかもしれませんが、イメージで説明させていただくと、小さいプールに専用の塗料を入れて
杉板をそのまま漬け込む。プールに入った杉板を取り出すと勝手に塗装してくれると行った仕組みです。
なんとなくイメージができますでしょうか。
そこでまずは板材を漬け込むプール作りから始めました・・・
ボイド管という物を使いました。土木などで使われることが多いみたいです。
これを真っ二つにして自立させるために木で足を作って、漏れないようにラップで巻いて完成です!
そして、これが今回使用する杉板専用に製作したプールがコチラです!! 手作り感がありますね。
製作に夢中になり写真を撮り忘れていました・・・
これに専用の塗料を入れて杉板を漬け込むようにして行きます。
塗装風景、塗装後の色味、そして大工さんによる外壁の施工風景など、また次回ブログでお知らせできたらなーと思います。