上野 哲也 です。
前回私のブログでお話しした外壁工事の今回は続きのお話しです。
前回の内容はコチラで見てください。
外壁を貼る前に、やっておかなくてはならない作業があります。
皆さんが普段ご近所や街なかで見られる多くの一般住宅は何かしらの外壁が貼られてるかと思いますが、
の外壁の内側ってあまり見る機会ってないですよね。
この外壁の内側部分を正式な言い方はないのですが、下地とか、下地部分などよく言ってます。
それではその下地部分って何が使われてると思いますか?
実はこの下地部分、コレっと言う決まりが無いのです。ですが、しなければならない作業はあります。それは雨漏りなどの防水を防ぐ作業や、
外壁材の裏側に通気層という空間を作って構造体(柱や梁)と外壁材の間に空気が流れる層をつくり、内部結露を防ぎ家を長持ちさせるような
工夫が1つや2つだけではなく、使う外壁材だけでも多種多様あるそうです。
見えない所、見えなくなる所だからこそとても大事にしています。
今回はもっとも一般的な方法として構造体の外側に透湿防水シートという防水シートを貼りまして、その上に胴縁という外壁材の
下地兼通気層のかまし材を取り付ける方法をしています。
こちらが施工中の写真です。
下地作業を終えると、いよいよ外壁の施工にはいります。
今回は2階建ての住宅なので、板を下から貼っていきます。
出隅部分も捨て板金を施してます。(少しマニアックな話しなので、説明は割愛)
そして・・・
貼り終えました。 足場も無くなりました。
素敵です!!!
加工が多く難しい母屋廻りの納めもばっちり!!
ジョイント部分(斜めに切ってもらってます)
薪ストーブの煙突が合いますね。かっこいい!!
*プライバシーの事を考慮しまして全体完成写真は控えております。ご了承ください。