とある現場での作業風景

上野 哲也 です。

6月某日、建前の準備にむけて大工さんが現場でなにやらもくもくと作業をしています。

外部化粧柱の足元に来る金物を取り付ける為の加工作業をおこなってました。

まず外部化粧柱とは?

屋根の庇をより長く出して日射を少しでも遮りたい時に外部に化粧の柱や桁などを設ける事でより長く屋根の庇を出すことができます。

過去物件写真

外部化粧柱の足元に来る金物とは?

ステンレス製でできてます。雨や雪などの自然環境から木製の柱が直接地上より触れない用にかつ、意匠的な面からも今回使用しています。

過去物件写真

過去物件写真

柱の寸法は3寸5分(10.5cm)に対して金物の柱が入っていく内側の寸法が約9.5cm

つまり柱を4方0.5cm小さくする加工をしなければなりません。

これが加工前の状態

柱をノミなど使って加工した写真

約0.5cm加工してます。

加工後に金物を取り付けた写真(完成)

最後はボルトという金物でしっかり柱と金物が緊結、固定されます。

このように見えない加工、作業を各職人さん頑張ってもらってます。