上野 哲也 です。
本格的な真冬シーズンで色々と現場の段取りに狂いが生じております。(特に外仕事が・・・)
山陰地方で現場作業してますと、この時期の積雪問題は毎年の事なので割り切るしかないのですが、それでも降るよりは降らない方が
現場サイドは全然段取りが変わってくるので、降らない方向でさりげなくお祈りしています。
ところでそんな雪がちらつくとある日に、左官さんに事務所に来てもらいました。
忙しい左官さんですが、その日も現場で作業予定でしたが、気温が低過ぎて作業中止になったみたいで
この時間を利用して次回現場の打合せや新しい仕上げのサンプル製作で事務所の倉庫で作業してもらいました。
サンプルとはいえ本番の作業と製作工程は同じです。
まずはサンプル用の木製型枠に何かのセメントを敷き詰めます。
鏝(コテ)でおさえます。
ある程度待って乾燥させたら、スポンジのような道具で表面をふき取ります。(洗い出します)
ほぼ完成!!
洗い出しというサンプルです。
洗い出しとは・・・
土間で見られる伝統的な左官仕上げの工法で、セメントモルタルの間から砂利や砕石、玉石などの化粧石が姿を現わしている仕上げです。
玄関先の土間部分や犬走り、門から玄関までのアプローチ、屋内の通り土間などで使われています。
「洗い出し」はその名前にあるとおり、化粧石を混ぜたモルタルの表面を水で洗い出し、化粧石の頭を出させる仕上げです。
文 某 HP 引用
せっかくなので洗い出しだけでなく様々なサンプルを作ってもらいました。
サンプルなので一つ一つの説明は省かせていただきます。
ウエノイエで今まで採用した外壁や土間部分の左官仕上げですが、色であったり、柄であったり、パターンであったりと
様々なチャレンジをしてきました。その様々なチャレンジの分だけ様々なサンプルを作っていた事を今回少しお伝えできたらなと
思いました。