工事の流れのお話し その③
上野哲也です。
前回、前々回のブログの続きで今回は工事の流れその③をご説明します。
その③ 仕上げ工事、設備機器取付け、外構
大工さんを中心に内部の下地工事を終えると、仕上げ工事に入ります。
写真は内装屋さんによるクロス貼りの工事です。
仕上げによっては左官さんによる左官仕上げや木部分では塗装仕上げ、タイルなどそれぞれの仕上げで
色々な職人さんに施工してもらいます。
仕上げ工事を終えると、給排水設備機器(トイレや洗面器具などの水廻り)の取り付け、スイッチ、コンセント、照明器具などの電気設備を取り付けます。
前後する事もありますが、この頃に内部の建具の設置取り付け工事が入ってきます。
最後に清掃クリーニング、社内チェック、検査機関による完了検査などを終えると内部工事の完了です。
一方外部では、外構工事に進みます。
駐車場、デッキ、玄関土間そして植栽。
色々な業者さんが入れ替わり立替わり。
全ての作業を終えると完成です。
3回に渡って工事の流れを説明させていただきました。
今回の説明は大まかな部分に絞って説明しました。割愛している部分も多々あります。
このブログで皆さんにお伝えしたいのは、1件の建物を完成するまでに、多くの業者さん、職人さんが関わっています。
この多くの業者さん、職人さんを一斉に集めて工事開始としても工事は進められません。それぞれが工事の流れを理解して、
段取りよくしてもらって初めて建物は完成できるのです。