ウエノです。
みなさまGW休暇はいかがお過ごしになられましたでしょうか。
私は毎年恒例の岡山県蒜山のお客様宅周辺にフキ採りに行き、自然豊かな春を感じてリフレッシュしてきました。
休み明けて早々からはエンジン全開、たくさんのご依頼にお応えすべくスタッフ皆フル稼働です‼️
さて話は変わりますが、
ウエノイエの建物には自然素材を使った沢山の職人さんの手仕事で成り立ってます。
規格品(新建材)が大部分を占める中、手仕事は技術的なこともあり衰退する一方ですが、
経年の変化が美しい自然素材を手仕事と設計の工夫で地域材などを地産地消しながら、
美しいディティールの追求と環境配慮や地域産業の活性化に少しでも貢献していければと日々取り組んでいます。
さてさて、そんな中、昨年から技術の衰退や機会損失についての懸念があり、鳥取県において伝統技能について各技能の団体や、工務店、設計事務所の検討会メンバーが発足されて協議が進められてきました。
その検討会メンバーの工務店としてウエノイエも参加させていただいていました。
具体的には広く伝統技能というものを活用してもらえるようにとして事例などを紹介することから始めており
この度データ上でのパンフレットが完成しましたので一部ご紹介したいと思います。
↑こちらより鳥取県のWEBサイトよりダウンロード出来ます。
このパンフレットに伝統技能として使用事例がたくさん掲載されており、
ウエノイエの施工事例としても20枚近く掲載されております。
インスタグラムの投稿でも、鳥取の職人の手仕事を見ていただくことができます。
「#とっとり匠の技」で検索してみてください。
手仕事や伝統技能って少し古臭いとか高そうとか思われる方もいらっしゃるかと思いますが
5年後10年後30年後と経過する中で生まれる経年美化は手仕事でしか生み出せないと思います。
今と昔をうまくミックスさせながら是非手仕事の良さを皆さんに体感していただきたいです。
この伝統技能や手仕事といったことに加えてウエノイエとしては新たな取り組みにも4月より着手しました‼️
「デジタルファブリケーション技術の活用」
これに併せて事務所の改装にも着手しています‼️
こちらについてもまた少しずつご紹介していければと思います。