なんでも基礎は大切

こんにちは、井上です

先日、丁張り作業をしました。

丁張りとは家の基準となる線を出す作業のことです。

今回丁張りをした土地はお客様の事務所とご実家に挟まれている複雑な土地で、場所によって高さが異なることやご実家にある既存の給排水のことなど様々な条件の中進めていくことが必要でした。

このように両側に建っている場合は基礎のことだけでなく屋根の高さの検討も必要になってくるのでいろんなことに目を向けなければなりません。

そのようなことを配慮し基礎の高さを決めることができたら、下の写真のように図面を元にロングスケール(長い距離を測る巻き尺)などの道具を使い軸となる線の位置を出します。

そして、全ての線の位置を出し終わったら下の写真に写っている機械を使って0.5mm単位で修正していきます。

この線を基準に物事が動いていくのでとても高い精度が求められます。

ちなみに私は高校生の頃、授業の一環で測量を頻繁にやっており規模は小さいですが中国大会にも出場することができました。

私も友人も負けず嫌いなのでひたすら練習積み重ね、全国大会に出場できるくらいの時間と精度を出すことができるようになりましたが、みんな揃って緊張しすぎてしまい良くも悪くもない結果に…

ですが、今回も含め現場ではその頃の経験が役立っているような気がします。

これからも丁張の機会はたくさんあると思うので、より精度を上げられるように頑張っていこうと思います。

また現場にでることで様々な出来事や発見などがあると思うので現場の進捗状況等を交えながらどんどんリポートしていきます。

次回もどうぞご覧ください。