植栽の存在

こんにちは、井上です。

先日、植栽の買い付けに行きました。

広い敷地に大きなものから小さなものまで様々な植栽が植えられていました。

そこでは設計図を元に植栽選びをしました。

私がそのなかで目に付いたものが下の写真に写っているジュンベリーと言う落葉樹です。

名前の通り小さな実が付いており、とても可愛らしい木でした。

以前、見学会を開いた住宅でもこのジュンベリーを植えています。大きな木ではないのですが、この一本を足すだけでも庭の雰囲気が美しく変化します。

ウエノイエでは上に真っ直ぐ伸びる木ではなく、下の写真のような少しくねくねと曲がっている木を使っています。

一本一本が木陰の間から落ちる太陽の光を求めて枝を伸ばしているわけなんですが、その姿がとても生き生きしており、独特の美しさをつくってくれます。

豊かな暮らしのできる空間づくりができていても庭とのバランスが保たれていないと、それはすごく勿体無いような気がするので、外部とのつながりや、光や風などの自然のものを意識してこれからの家づくりに携わっていこうと思います。