木製建具

ウエノです。

ウエノイエの開口部の設け方は、設計紹介の中で度々ご説明していますが

光を取り込む、風を通す、ウチとソトをつなげる、景観を取り込むなど役割を明確にすることを大切にしています。

細かいこと言いますと適度に開口部を絞り、抜け感をつくることも大切です。

そんな開口部のウチとソトを緩やかにつなぐ手法としてフルオープンできる開口部をよく採用しています。

アルミサッシでのフルオープンです。

とっても気持ちの良い開放感ですよね。

下の写真は、造作木製サッシの施工事例です。フルオープンの木製建具が創り出す空間の雰囲気は何ものにも代え難いものがあります。

今回その開口部に使用する木製サッシ(ヘーベシーベ)を検討しに股旅社中のメンバーと徳島にある生産工場にお邪魔してきました。

ヘーベシーベとは「ヘーベシーベ」という金具を使用している戸・窓のことです。

ドイツ語でヘーベ:上がる シーベ:引くという意味で、金具の特徴としては持ち上がったり、引いたりして

サッシ同士が枠に密着し気密性が高まるという仕組みです。

時間をかけて丁寧に作られる木製サッシを見て、そしてヘーベシーベの機構を学び、採用に向けてまた一歩前進です。

初日は学校を改装した施設に泊まり、そこで懇親会・・・木製サッシ業界の今後の動向など色々なお話をうかがいました。

最近、色々な取り組みに関する出張をリフレッシュ出張と勝手に呼んでます。

社内では個人のスキルアップを目的にリフレッシュ休暇「5日連続休暇取得」他連休等に絡ませて取得可:最大2週間くらいになります)というのを設けてますが

今回のような新たな取り組みや発見を出来る場は、頭がリフレッシュできるのでそう呼んでます(笑)

今後も色々な取り組みをウエノイエの世界観と融合しながら、ご提案していきたいと思います。

翌日は皆ノープランで朝から急遽行く場所を決めるという緩い会ですが。。。翌日の模様は次回、ご紹介します。


▼ウエノイエ オーナーハウス・見学会情報

◎オーナーハウス @米子市新開

季節を愉しむ平屋

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